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【日本語は滅ぼすべき。(なるべく計画的に)】 [雑記]

面白そうな記事だったけど全部読もうとするとパンクしそうなので少し流し読みになってしまった。
http://d.hatena.ne.jp/filinion/20090214/1234584728

ただ次のエントリー>http://d.hatena.ne.jp/filinion/20080831/1220180568
も合わせて読むなら、この方の真意も理解できる気がする。

少なくとも言語とは移り変わり行くもので、なおかつコミュニケーションの取り方として普遍的なものなどないのだということを合わせて言いたいだけの記事なのであろう。

この方の匂わせている立場や言葉遣い触れている話題の中で語られている単語を切りおとして、「言いたいこと」だけを抽出して読み取らないと、先に立場や社会的影響を懸念して攻撃したくなるのもわからなくはないけれど。
そういう意味においても後日まとめなおしてみよう。記事元 「http://d.hatena.ne.jp/filinion/20090214/1234584728


2009-02-14日本語は滅ぼすべき。(なるべく計画的に)
つらつら, 学校関係, 趣味

短期的な利点。
 なんかひところはてな界隈でえらく有名だった本「日本語が滅びるとき」。

 私は読んでないし読む気もないんですが。

 

 国語科出身の私ですが、実はもうそんなにがんばって日本語を保護しなくてもいいのではないかな、と思うのです。正直なところ。

 

 いや、今すぐ英語を公用語に! とか言われると私個人は困るんですが。

 しゃべれないし。

 

 ただ、今後英語教育に力を入れ、段階を踏んで

 

「日本語・英語併記」

 ↓

「英語のみ」

 

 ……というように公用語を英語に移行するのはアリではないかと。

 英語単独表記の看板とか、すでにけっこうあるじゃないですか?

 

 英語公用語化の論拠としては、はてな界隈では

「その方がビジネスに有利だから」

 というのを挙げる人が多いようです。

 また、故アイザック・アシモフは、

「主要な科学論文は英語で書かれている(誰もが英語を理解できれば科学の進歩が促進される)」

 というのを理由に挙げていました。*1

 

 私としては、やはり意思疎通が容易になれば相互理解も深まり、世界の平和に寄与するのでは、という思いもあります。

 

 まあ、同じ言語しゃべってる民族同士が延々と紛争を続けてる地域もゴマンとありますけどな。

 

 ……と、こんなことを言うと、

「日本の伝統的な文化が継承できなくなる!」

「英語の覇権の下では文化の多様性が失われる!」

 といった意見もあろうと思うんですが。

 

 ではまあとりあえず、下の話を読んでいただきたく。

 

中学時代に読んだ。
 これはフィクションではありますが、けっこう古い随筆(エッセイ)が下地になっています。

 かなり年配の退職校長の話。

 ある日彼は、地元の中学が、修学旅行でテーマパーク(っていうかディズニーランド)へ行くらしい、という話を聞いた。

 

「自分が校長だったころは、修学旅行といえば京都・奈良・鎌倉くらいだったものだが、時代は変わったことだなあ。

 そういえば、ディズニーランドというのもよく名前を耳にはするが、実際に行ったことは一度もなかった。これはいかん。

 退職したとはいえ見聞を広めるのは大切だ。

 これは自分でも一度行ってみるべきだなあ」

 

 と、一念発起し、ディズニーランドへ出かけることにした。

 

 もちろん男一人である。

 

 帰ってきて周囲に語って曰く、

 

「最近ディズニーランドに行ってきたんだが、実に興味深かった。

 ああして色々な様式の建物が一堂に会している、というだけでも確かに色々勉強になるものでね。

 もっとも、どこも大変な行列ができているには閉口したよ。

 たまたま列ができていないところに入ってみたが、中はみんな土産物屋になっているようだった。

 並んでまで土産物を買うこともあるまいと思って他の所には入らなかったんだが、もっと空いていればもう少し建物の中の様子も見てみたかったな」

 

 少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。

 言うまでもなく「徒然草」(第五十二段)なんですが。*2

(原文→http://www.tsurezuregusa.com/contents/52.html

 

 大学時代の恩師が、こんな話をしていました。

 

「この間若い先生の授業を見てきたんだが、“徒然草”読ませて

『この話で作者の伝えたいことは何でしょう』

 とかバカなこと聞いてやがった。

 随筆に主題があるわけないだろう。

『少しのことにも先達はあらまほしき事なり』

 ってのはありゃあ『作者の伝えたいこと』じゃなくてオチであって笑うところだ」

(似たような授業らしい→http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1114960071

 

 石清水八幡宮の本殿が山の上にあって、仁和寺の法師が見てきたのは摂末社に過ぎない、というのは教科書にも載ってますし、最後の一文がオチだ、っていうのは同意される方も多いと思うんですが。

 しかし“徒然草”第五十二段の笑いどころはこれだけではありません。

 

 まずそもそも、

「この時代の石清水ってのは、言ってみれば観光地だ。みんな遊びに行くところだ。

 そこへ

『みんな行ってるのに自分はこの歳まで詣でたことがない』

 って“心憂く”覚えたりするのはすでに何か勘違いしてるわけだ。

 まじめというか世間知らずというかな」

「で、“徒歩にて詣でけり”な。

 普通はみんな船で行くんだよ。

 それで船の中で飲んで騒いでな。

 そうすりゃ石清水八幡宮がどんなところかも教えてもらえたろうに、こいつは一人でてくてく歩いて行ったんだな」

 

 まあ、仁和寺の法師のくそまじめっぷりが笑いどころなわけですが。*3

 

 ……「そんなの知ってたよ。常識だろ?」って人がどのくらいいますかね?

 

 もはや我々は、古典文学を「読む」ことはできても「感じる」ことはできなくなっているのだと思います。

 生きている時代背景が違うから。

 

 そんな話をすると、恩師には「バカ」呼ばわりされると思うんですけどね。*4

 

 高校時代に読んだテキストで、

「“白足袋”を“white socks”と訳すことは可能だが、“白足袋を履く”という文の持つ緊張感、清潔感といったニュアンスを伝えることは不可能だ」

 といった話があったんですが、そもそも今の日本人だって足袋なんかろくに履かないわけで、たとえ原文で読んでいたって、本来のニュアンスは時代と共に失われざるを得ない。(「パンパン音のするような袴」って結局なんなんでしょう……。→「70年代の児童文学について。」) 

 

 だとしたら、

「公用語が英語になったら、日本の伝統的な文化が継承できなくなる」

 という危惧にどれほどの妥当性があるでしょうか。

 

昭和は遠くなりにけり。
 いや、徒然草を引き合いに出しておいて恐縮ながら、なんか聞いた話では「日本語が滅びるとき」で扱われてるのは近代文学だけなんですか?

(なんでなんですか? 教えて読んだ人)

 

 しかしそれでは、もっと近い時代の言葉なら元のニュアンスを理解できるか、というと必ずしもそうではないわけで。

 

 「核抑止力」とか「東側諸国」といった言葉がかつて持っていた重苦しい雰囲気が、今でも伝わるでしょうか。

 「テレビ電話」とか「電気自動車」といった言葉がまとっていた「遙か近未来の夢の技術」というおぼろな希望のイメージは?

 「バナナはおやつに入るんですか」というフレーズに込められた自慢げな響きは?*5

 

 言語は文化の基盤となるものですが、日本語さえ使っていれば過去の日本文化を理解できるとは限りません。

 

 人間が実感できるのは、結局のところ自分自身が生きているその文化だけであり、それ以外のものは、中世の日本文化であれ現代のアメリカ文化であれ(よほど勉強しない限り)「他人事」に過ぎないからです。(もちろん近い遠いの差はあるでしょうけど)

 

 そう考えるなら、日本の国語を20~30年がかりで段階的に英語へと移行したからといって、致命的な何かが失われるとは言えないのではないでしょうか。

 

 っていうか、現状を見る限り、どっちみちいずれ英語が世界を席巻するのは確実でしょう。

 

 色々がんばって自国語を守ろうとするのは日本人やフランス人ばかりではないでしょうけど、言語の変容というのは不可避的なものであって、少数の「知識人」が何か主張したところでどうにかできるものではない、と私は思います。

 それは川の流れを手でせき止めようとするようなものです。

(……というのは以前書いた話。→「最近の日本語は乱れている!」とか主張すると、なぜ国語学者はニヤニヤするのか。)

 

 あれだけメディアが騒いでも「ら」抜き言葉は定着し、

「こちらがご注文の商品になります」

「980円ちょうどからお預かりします」

「ご覧いただけますでしょうか」

 といった表現も根絶できず、HPはホームページの略であり、クラッカーは永遠に焼き菓子またはパーティーグッズの一種なのです。*6

 

 いたずらに変化に抗って時間と労力を空費するよりも、より良い形で英語体制に移行できるよう努力した方がよいのではないかな、と思います。

 

 ……と言っても、これは

「どのみちアメリカ様にはかなわないから大人しく英語支配に服従した方がいいよ。わんわん」

 というような敗北主義ではありません。

 

 大局的な流れに抗うことはできなくても、流れを少しでも自分たちにとって都合の良い方向へ向けることはできる、と思うのです。

 

我ら乱世の覇者たらん。
 まずこちらの記事。

英語とは誰の言葉か 形を変え続けて広まる英語――フィナンシャル・タイムズ 

 英語が世界中に広まったこの物語は、北アメリカ、ブリテン諸島、オーストラレシアに住むネイティブ・スピーカーたちの勝利だ——と解釈したくなる気持ちも分かるが、それは間違いだ。「English Next」の筆者デビッド・グラドル氏は、こう指摘する。グローバル英語は最早もっと複雑な段階に入っている。英語は世界中でどんどん変化していて、古くから英語を使っている国々はその変化の仕方をコントロールもできないし、変化の仕方が必ずしも気に入らないかもしれないのだ。

 「英語の覇権」は、決して「アメリカの覇権」を意味するのではありません。

 実際に今や、英語を使って交わされる会話の大半は、非ネイティブ・スピーカー同士のものだとグラドル氏は言う。さらに言えば、ビジネス会議を英語で行う場合、英語ネイティブがいない方が、やり取りはスムースに進むようだという。

 非ネイティブスピーカーたちは英文法をいくつかの形で修正させていることが明らかになってきたという。英語をかなり流暢に使える人でも、三人称単数現在形の語尾の「s」を落とすことがあるし、関係代名詞「who」と「which」の使い方もネイティブとは違っていることが多いという。

 「世界共通語」としての英語は、もはやアメリカのものでもイギリスのものでもありません。

 世界で話される英語はすでに変容しつつあり、いずれ誕生するであろう「共通英語」は、おそらくイギリス英語ともアメリカ英語とも大きく異なるものになるでしょう。

 

 そして、何が「正しい」英語なのかを決めるのは、少数の(!)ネイティブスピーカーではありません。

(件の記事によれば、

「ネイティブ・スピーカーと、外国語として英語を使う非ネイティブ・スピーカーの比率は今や1対3。(略)これからさらに何百万という人たちが新たに英語を勉強し始めるに連れて、この比率の開きはどんどん大きくなる」

 のです)

 ネイティブなら往々にして、これまで挙げてきた例はどれも「バリエーション」ではなくて「間違い」だと言うだろう。「knowledges」も「phone to somebody」も、紛れもなく間違いだと。世界各地で英語を教えている非ネイティブの英語教師たちも、そう言うだろう。しかし言葉とは変化するもの。文法的に何が正しいか正しくないかも、時代によって変化するものなのだ。

 言語の変容というのは不可避的なものであって、少数の「知識人」が何か主張したところでどうにかできるものではない、のです。

 川の流れを手でせき止めようとするようなもの。

 ネイティブスピーカーは、顔をしかめるかもしれない。けれども私たちは日に日に少なくなりつつあるマイノリティーなのだ。

 そのときはアジア発の専門誌の編集者たちが、世界中の研究者に、自分たちの「世界語」の文法に合わせるよう要求するのだろう。そうなったら、もし論文に「the patient feels」と書いてあったら、編集者は「the patient feel」と文章を校正するに違いない。三人称単数現在形の語尾の「s」を落として。

 以前、次の時間はALTの授業だ、という時に、ALTに「よろしくお願いします」……と声を掛けてから、ふと尋ねました。

「“よろしくお願いします”って、英語ではなんて言うんです?」

「英語にはそういう表現がありませんね。私は代わりに“Enjoy it!”とか言いますけど」

 

 英語には「よろしくお願いします」も「おつかれさまでした」もない……と言われると、また日本語保護主義者が

「日本の精神的美風を守るべきだ!」

 とか主張しそうな気もしますが、アメリカ英語に「よろしくお願いします」相当の表現がないからといって、世界共通英語もそうでなければならないとは限りません。

 

 元々英語には「なつかしい」に相当する表現はないんだそうですが、我々は「ノスタルジー」に、それに相当する意味を与えて使っています。

 「ドライな関係」とかいう表現も、本来の英語にはありません。

 

 ならば、今の英語では表現できない日本伝統の感情・言い回しも、積極的に英語化すればよいわけです。

 

 かつて明治時代の人々は、日本にはない西洋の物品・概念を表す言葉を無理矢理日本語に翻訳しましたが*7、今度はその逆をやるわけです。

 

 さらに言えば、文法についても同様のことが言えます。

 

 英語は、比較的簡潔で覚えやすい言語だそうです。

 

 しかしながら、こんな研究もあります。*8

 

 「英語式語順は、自然な思考の順番に反する」研究結果

 英語も含めて、人間が使用する言語の約半分では、主語の後に動詞が続く。こうした言語を生まれたときから使用している人には、「Bill cake eats(ビルが、ケーキを、食べる)」というSOV型の語順の文は、直観に反しているように聞こえるかもしれない。だが、こうした文章構成の方が、実は人が認識する順番に従っているようなのだ。

「Bill cake eats」みたいな語順で話す日本人の英語は、なるほど「本来の」英語とは異なるものであって、「Inglish」とか嘲笑されるかも知れません。ネイティブには。

 

 でも、世界の言語の45%がSOV型で、そちらの方が人間の生理に即しているのだとしたら、それを話して悪いわけがあるでしょうか。

 むしろ、英語の方が我々に合わせるべきなのでは?

 

 繰り返しになりますが、英語が共通語化することは、決してアメリカの勝利を意味するのではありません。

 むしろ今は言語的にはかつてない乱世なのであり、群雄割拠する「ピジン英語」の中で何が後世に生き残るか、誰にもわからないのです。

 

 ならば、我々は、「Inglish」をどんどん使って世界に広め、来るべき世界標準が、日本語型……SOV型の英語となるように戦うべきではないでしょうか。

 

 ……まあ、そこまで根本的な文法の変化が、100年待たずに起きるか、というと実は懐疑的ですけどね。

 

 なにしろ、近隣の中国語も韓国語も英語同様にSVO型で、しかも英語学習に力を入れてるから、日本人より先に英語を習得して、そっちが「共通英語」の形成に大きな影響力を発揮するとかいう結果になりそうな気も。*9

(個人的には中国政府が突然「今後~~年以内に英語を公用語とする」とか言い出すのって、結構ありそうな気がするんですが……)

 

 ともあれ、今からがんばれば、文法はともかく語彙とかにはかなり日本語の影響を残せるはずと思います。

 この情勢下で、ぎりぎりまで日本語にこだわって、あげくに(日本語の要素を全然持たない)「共通英語」に蹂躙されるくらいなら、早めに英語にシフトして、日本文化の影響をその中に残した方が良いのではないでしょうか。

 

 我が国の政治はなおも混乱が続く気配ですが、政府には大局的な視野に立った言語戦略を迅速に練っていただきたい、と思うことしきりです。

 

 ……いや、あまり迅速だと私は困るんですけどな。しゃべれないし。

 

まとめ(追記2)
 オチの後に何か書くのはどうか、って感じですが、趣旨がつかみづらいというご意見を頂いたり色々あったので、まとめ。

 

・今後、情報の流通が盛んになると、いずれは世界共通語のようなものが(自然に)成立するだろう。

・現状を見る限り、それはたぶん英語をベースにしたものになるだろう。

・その一方で、日本語はその地位を低下させ、(すでに多くの言語がそうなったように)失われてしまうだろう。

・これは残念なことだが*10、言語の趨勢を人為的にどうにかできたためしはほとんどないので、たぶん不可避である。

・「日本語がなくなったら古典文学などの伝統文化が理解できなくなる」という意見もあろうが、文化というのは言語だけでなく時代的な背景にも依存しているので、たとえ日本語を使っていても、正しく理解することは時間と共に不可能になる。

 

・別に「日本語は滅びた方がいいよ!」と言ってるわけではない。ないったらない。

 

・一方、英語も、非ネイティブの話者が増えるに従い、語彙も文法も従来の姿から変容しつつある。

・であれば、日本人も「日本式に間違った英語(Inglish)」をどんどん発信し、「世界共通英語」が、文法的にも語彙的にも、日本的な要素をたくさん含んだ物になるよう努力すべきである。

 

 具体的に言うと、本文中で書いた「センチメンタル」とか「ドライ」とかに、日本的な意味合いを付加するとか。

 あるいは、「萌え」とか「もったいない」みたいに、日本特有のニュアンスを持った単語を国際語化するとかが必要、といったことでしょうか。

 

追記。
 なんかたくさんブックマークをいただいてしまって驚いています。

 お返事したいのですが、一度には難しいので取り急ぎ一つだけ。

 

(その他のコメント返しはえらい分量になったので、独立した記事として翌日に回しました。

http://d.hatena.ne.jp/filinion/20090215

 

「日本語を滅ぼさなくても英語を第二言語にすればいい」

 とかおっしゃる方々へ。

 

 自覚してらっしゃらないかも知れませんが、あなた方は知的エリートです。

 

 日本人の多くは、すでに学校で何年にもわたって学習しているにもかかわらず、まともに日本語が使えない人がたくさんいるんですよ?

 

 それなのに、全国民がバイリンガルになんてなれるはずないじゃないですか。

(「セミリンガル」……は差別語らしいので「ダブル・リミテッド」でググるのおすすめ)

 

 教育課程の問題もあります。

 

 新学習指導要領では、小学校6年間の全授業時数(これは、「総合的な学習の時間」や「特別活動(運動会とかのいわゆる学校行事など)」も含めた全部)は5367時間。

 そのうち、「第一言語」である「国語」だけで1377時間が配当されているのです。

 

 第二言語、学校で教えるんですか?

 

 いいけど、理科も算数もやる時間なくなりますよ?

 

 そりゃあ、第一言語がドイツ語とかフランス語とかだったら、一緒に英語を習うのも比較的簡単でしょうけど。

 ご存じの通り、日本語と英語は恐ろしく相性の悪い言語なので……。

 

 だから(アシモフの心遣いには悪いんですが)、日本に英語を「第二言語」として導入、というのは難しいのでは、と、私は思います。

Permalink | コメント(86) | トラックバック(27) | 13:12

*1:アシモフは、「英語は第二言語の地位でも良いから」としていたことを付言しておきます。
ついでに言うと、アメリカはヤードポンド法を廃止してメートル法に移行すべきだ、とも。

*2:全国の退職校長の皆さん、仁和寺の法師扱いしてごめんなさい。

*3:「極楽寺・高良など」も相当壮麗なものだった、というのもおさえておくべき。

*4:恩師の意見は、
「古典文学も日本語で書かれている我々に理解可能なテキストである。
 だから、係り結びの法則みたいに特殊な『現代語と違う部分』ばかり強調して扱うのは古典嫌いを増やすばかりだ。
 語彙など必要な事項だけ補足するにとどめ、そのおもしろさを味わわせるべきだ」
 といったことでした。

*5:1ドル=360円の固定相場制の下ではバナナは(っていうか輸入品全般は)高級品であり、同級生の前で
「バナナはおやつに入るんですか?」
 と聞くのは、
「自分はバナナ持って来られるんだぜ!」
 という自慢の意味が込められていた……と、ウチの親が言ってました。

*6:でも世界的に見ると、HPは一般には「馬力」の略として使われ、たぶん日本では「ヒットポイント」の略として使われることが最多のような気がする。
ヒューレットパッカードの略だ、とか言ってる人の方がおかしいんじゃないかしら。

*7:Loveの訳に「愛」があてられる以前、日本にそれに相当する言葉はなく、キリスト教宣教師は「汝の隣人を愛せよ」を訳すのに苦労したとか。

*8:……と思ったら、どうもここで引用したWiredの記事は超訳気味の内容だったらしい、とブックマークコメントで指摘を頂きました。
 なので、共通英語に日本語文法を押しつけるのは(まあ無理だろうとは言ってたけど)難しそうです。
 やられた。
 
 nofrillsさん、ご教示ありがとうございました。

*9:韓国語の語順はSOV式でした。大学でちょっとかじったのに……とほほ。なまえさん、ありがとうございました。

*10:特に私みたいに、英語がしゃべれない一方、日本語についての蘊蓄を垂れるのが大好きな人間には非常に残念。


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なまえ 2009/02/14 16:37
本筋は置いとくとしてひとつだけ。韓国語(個人的には「朝鮮語」という呼び方のほうが好きですが)の語順は日本語とほぼ同じですよ。文法も日本語とよく似ています。


TT 2009/02/14 18:05
公用語を英語にして、それで「日本人」が得られるメリットが見えませんね。ビジネスの世界では、メリットとデメリットを上げていない文章は、それだけで駄文です。

今でも英語相手に商売できているのに、一般の日本人まで英語を強要して、祖父、親、子が互いに何を言っているのか分からないという家庭を量産してまで得られるのは、一体何なのでしょうか?

デメリットの方が、はるかにでかいと思うのですが。

英語を公用語にすると言う事は、法律も看板も辞書も地図も、何から何まで英語にすると言う事です。未だに明治時代の法律が残っていることからも分かるように、それには途方もないコストがかかります。どこから、その税金を引っ張ってくるのでしょうか。日本語でさえ、愛国心だの何だのの言葉を入れようとするだけで反対意見が出るのですから、英語に訳す時でも「いや、この単語は○とするべき」「いや、■と訳すべき」となって、恐ろしいほどの時間がかかるでしょうね。

韓国なんて、漢字を廃止したはいいものの、廃止前の法律の中に漢字で書かれた箇所があるから、若い政治家がその法律を読む事すら出来ないなんて、ギャグ漫画みたいな状況が起こっています。

> 英語単独表記の看板

いや、貴方がどこに住んでいるのか知りませんが(東京?)、私の住んでるところでは英語だけの看板なんて皆無です。草津温泉に行った事はありますか? 有名な観光地ですが、英語の看板なんて、バス乗り場でさえ見かけません。それが、日本の英語の現実です。


それに、数十年で日本語に英語が取って代わるのは不可能ですね。
かつて、日本が日本語教育を推進した朝鮮・台湾では、今や日本語を喋れる人は高齢者のみですし、アメリカが200年近く植民地にしたフィリピンでさえ、低所得者には英語を理解できない人は大勢います。


伝統文化の維持以前に、コスト面から非現実的と言えるでしょう。それに、失敗した場合の被害も想像できないものとなります。

そんな事に費やすお金があるなら、全自動翻訳機を作るために資金を投じた方が早いしコストもかからないし、失敗した時の被害も少なくて済みます。

そもそも、「古文が今の日本人には体感的に理解できないなら伝統文化の維持も不要」というなら「例え同じ言葉を話していても、アメリカ人と日本人の感じ方は違うんだから、言葉を合わせる必要もない」と言えませんかね?


774 2009/02/14 23:12
ぜひfilinionさんに「日本語が亡びるとき」を読んでいただきたいです。


filinion 2009/02/15 00:06
コメントありがとうございます。
 
 予想以上の反応にびっくりしています。
 
>なまえさん
 ぎゃあっ。
 
 おっしゃるとおりでした。
 大学時代に聞いた
「韓国語は文法は日本語と類似しているが、基本語彙の差が大きいので、類縁関係にあるかどうか疑問視されている」
 という話が、頭の中で改竄されていたようです。
 
 大ポカですね。
 ご指摘ありがとうございました。
 
>TTさん
 駄文ですか申し訳ありません。
 
 ただ、
「英語が共通語化するのは時間の問題である」
 という前提を認めるなら、決してメリットがないわけではないと思うのですよ。
 
 実際のところ、死に絶えていった言語は歴史上多数ある……というか、現在進行形でいくつもの言語が死に絶えているところです。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080304_language_hotspots/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E3%81%AB%E7%80%95%E3%81%99%E3%82%8B%E8%A8%80%E8%AA%9E
 ……なんかWikipediaの方はやたら「要出典」の多い項目ですけど。
 
 まあ、今のところこの「絶滅危惧種」リストに日本語は加わっていませんが、「だから安心」というものではないと考えますし。
 また、日本語そのものは滅びなかったとしても、日本人が「言葉の壁で世界と隔てられ、極東の島国で細々と生活する人々」になる形で日本語が存続する、というのは、日本人にとってあまりメリットにはならないと考えますし。
 
 だから、
「遅かれ早かれ英語を公用語にしなければ日本は(少なくとも貿易立国としては)生き残れない」
 とするなら、法律を翻訳しなきゃならないとか道路標識がどうしたとかは確かに膨大なコストでしょうけれど、それはどのみちいずれ必要になるのだ、ということになります。
 それを支払わないなら、もっと大きな代償を支払うことになる、のです。
 
 というように、英語に移行することが必然だとした上で、日本にとって望ましいのはどのような形なのか……というのが、本記事の主題であるとお考えください。
 
 ……確かに、韓国の漢字廃止政策は失敗だったと思いますね。
 ただ、中国の簡体字政策は成功したように見えるのが不思議です。
 
>貴方がどこに住んでいるのか知りませんが(東京?)
 いやいやいやいや。
 どことは申しませんが、数年前まで「僻地勤務手当」が支給されてました。
(なんか実情に合わせて見直すとかで廃止されました。都市化したわけじゃなくて、むしろ過疎化が進行中なのに)
 
 学校最寄りのバス停は日に6回しかバスが来ず、その大部分は客がいません。
 
 英語の看板うんぬんは半ばネタであって、
「coffee shop TANAKA」
 とかいうのも含めてるわけですが……それもありませんか?
 
>かつて、日本が日本語教育を推進した朝鮮・台湾では、今や日本語を喋れる人は高齢者のみですし
 アメリカを始めとする連合国が5年にわたって占領下においた日本でも、英語をしゃべれる人は少数ですね。いや、残念です。
 
>全自動翻訳機を作るために資金を投じた方が早いしコストもかからないし、失敗した時の被害も少なくて済みます。
 その点は実は私も同感です。
 自然言語を随時翻訳できる翻訳機が完成するとか、ブレイン・マシン・インタフェースが完成してそもそも言語を介さずに意思疎通ができるようになるとかいう可能性もありますね。
 それはそれでロマンなのですが、そういう夢の技術(遙か近未来の夢の技術!)が完成する、という前提で議論を進めるのはちょっとためらわれましたので……。
(その前提に立つと、そもそも言語学習が不要になるし)
 
>「古文が今の日本人には体感的に理解できないなら伝統文化の維持も不要」というなら「例え同じ言葉を話していても、アメリカ人と日本人の感じ方は違うんだから、言葉を合わせる必要もない」と言えませんかね?
 中世日本人の物の見方・感じ方が理解できないのと、同時代の他国人のそれが理解できないのと、どちらが問題でしょうか。
 
 吉田兼好とコミュニケーションを図ることはすでに不可能だし、ケンカになることもないのですから、そっちを学ぶのは趣味とか教養の範囲にとどめて、同時代人との意思疎通を大事にした方が良いのではないでしょうか。
 
>774さん
「読まずに批判するバカ」
 という批判は甘んじて受けたいと思ったのですが思いのほか少なくてびっくりしています。
 
 まあ、論ずる分野がずれているからでしょうか? 読んでいないので知りませんが。
 
 大学時代の恩師が、年配の研究者から
「君は~~という本を読んでいるかね」
 とか言われたときにはこう答えろ、と教えてくれました。
 
「不勉強で読んでおりません。その本を読んでいないことで、私の研究にどのような不備な点が生じているでしょうか。ぜひご指摘ください」


のほほん 2009/02/15 00:41
一つだけ問題点を指摘させてください。

英語を第二言語として導入しないのであれば,
どうやって英語が話せるようになるのですか?


filinion 2009/02/15 00:54
>のほほんさん
 根本的な問題ですね。
 
 確かに、過渡的には「英語・日本語併記」という状況が生まれると思います。
 ただ、
「日本語は万全に使えて、英語も日常会話に支障ないレベル」
 を最終的な目標として設定するのは無理だと思うのです。 
 
 日本語と英語双方に充分な授業時間を割けば、それも一時的には可能かも知れませんし、過渡的にはそういう時期もあるかも知れませんが、それをずっと維持しようとするくらいなら、徐々に「英語のみ」に移行すべきだ、と思うのです。


T.S. 2009/02/15 01:02
「古き良き日本語」を固守することが労多くして得るものが少ないと私も思います。ただ意図的に普段使う言語を変えていくこともかなり困難だと思います。それこそあなたや私を含めた英語をしゃべれない世代を社会から追い出すぐらいの過激なことをしなければ変わらないんじゃないでしょうか。韓国の漢字追放や中国の簡体字政策は文字が変わっただけで言語が変わった訳じゃないでしょうから比較するのはどうかと思います。


y_arim 2009/02/15 01:41
駄文どころでなく怒り心頭に発するような愚劣きわまる文章だったわけだが。
敢えて問う。我々が知的エリートだとして、なんで「まともに日本語が使えない」(=過去の日本文化を理解する必要に迫られない)ような愚民ども(そうでなければ何だと言いたいのか、この文脈で?)の都合にわざわざ合わせてやらなければならないというのか。
「現状認識」と「現状肯定」、さらには「現状追認」はそれぞれ別物だ。あなたは前者をいつの間にか後者に置き換えているように見受けられる。「大局的な流れには逆らえないとしても」というのは現状追認だ。それを前提に論を組んでいる以上、敗北主義以外ではありえないのだよ。まったく、とんだ「笑いぐさ」だ。


kyo-3 2009/02/15 01:54
英語教育は変える必要があると思いますが、日本語をなくすことのメリットがわかりません。
日本ほど本が充実している国はそうないと思いますよ。
本を読むことのメリットははかりしれません。
それが読めなくなる世代がいるというのはかわいそうです。


y_arim 2009/02/15 01:54
あああと、「国語」と「日本語」を無批判にくっつけている時点で、アイヌ語の存在きれいさっぱり忘れているよね。日本語に滅ぼされかけているところへ、さらに「英語の公用語化」にまで巻き込まれるとは、まったくいい面の皮だ。まあ、中世の日本文化や現代のアメリカ文化なんかと同じく、アイヌ文化なんざそれこそ「他人事」なんでしょうけれどもさ、あなたにとっては。


SaharaS 2009/02/15 01:59
>自然言語を随時翻訳できる翻訳機が完成
たぶん、そっちの方が早く完成すると思いますよ。

そして、歴史的な意味から英語を公用語として受け入れるのは嫌悪を感じます。

> 私としては、やはり意思疎通が容易になれば相互理解も深まり、世界の平和に寄与するのでは、という思いもあります

 私がこれからいうことは、浅薄な知識でたぶん間違ってると思います。
 ただ、英語という言語がなぜこれだけ普及したのか?
 それはもともと植民地支配の覇者となったのが英国で、支配者層となった彼らの言語を使うほうが有利だという人もあれば、支配者として自らの言葉を強いた人もいたでしょう。
 いくら便利だからといって、普及にそういう背景を持つ言語を世界の標準語としたくはありません。
 感情論ですし、根拠としている歴史が高校生レベルなので間違ってるでしょうが、あえて一言いれさせて頂きました。


skylab13 2009/02/15 02:25
世界的には、自国の文化や歴史を重んじる方が、より尊敬されるということをご存知でしょうか。あなたは日本人が数千年かけて作り上げてきた日本語という言葉を、「今便利だから」という理由だけで滅ぼそうと考えている。たったそれだけの理由で賛成に回ることは決してできません。


タツヤ 2009/02/15 02:33
私は親の仕事の関係で米国に十数年住んでいました。英語、日本語共にネイティブです。(たぶん^^;)

filinion さんのこのブログで伝えたい事すごく良く分かります。

決して日本、日本語がダメと言っているわけではなく、逆に日本が好きで、日本の将来を危惧するからこそこのようなエントリになったのだと思います。
「日本という国」よりも日本人という「個人」を強くするには日本の公用語を英語にするのは賛成です。結果として「日本という国」が強くなると思いますが、私はそこに重きは置きません。
あくまでも個々の話です。

例えば、韓国が「今日から公用語を英語にします」と宣言したら、きっとほとんどの日本人が皆心配するのではないでしょうか。将来、きっと韓国に負けると・・・。
5年後とか10年後の将来ではなく世代が入れ替わる30年、50年後です。自分たちが生きている間は、韓国に先を行かれるという現実を目に見ることはないかもしれませんが、それ以降の話です。

祖父とコミュニケーションが取れる取れないなんて小さい話ではなく、これから生まれてくる子供達・・・そして彼らの子供たち・・・ずっと続く壮大な話なのです。

「日本語が亡びるとき」の話が出てきていますが↓のブログをお読みください。
コメントされている方もお読みください。
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20081110

私はそのブログと同じような考えです。
filinion さんもきっと同じような考えではないでしょうか。


最後に、私は英語を公用語とすることに大賛成です。


むむ 2009/02/15 02:37
>アメリカを始めとする連合国が5年にわたって占領下においた日本でも、英語をしゃべれる人は少数ですね。いや、残念です。
アメリカが占領時に英語教育を強化していたとは寡聞にして知らないのですが。冗談にしても質が悪いですね。


KoshianX 2009/02/15 03:02
「まともに国語が扱えない人」は確かにいます。でも愚民だとは思いません。むしろそのような人でも雑誌や本を読める日本の国語教育はすばらしいと思います。

水村本を読んでらっしゃらないとのことですが、かの本にはfilinionさんのおっしゃる「知的エリート」にのみ英語教育を施し、他の人は国語教育をもっと時間をかけてやるべきだ、という主張がされています。

私はこの主張をそのまま支持するわけではないですが、英語を公用語にするくらいならそのような方法があってもいいのではないでしょうか?
「差別的な公教育」の是非ということになるので非常に難しいでしょうけれども。

またブクマコメントにも書きましたが、「英語の方が我々に合わせるべき」というのは確かにその通りで、日本語の概念を英語に輸出するという活動をもっともっとやるべきだという主張もあります。

それは公用語にするというfilinionさんの主張にも合致しますし、また英語教育の敷居を下げることにもなります。みんながハッピーになれる活動だと思います。

公用語にするしないは別として、そのような活動から始めていくのが穏当ではないかな、と思います。


まー 2009/02/15 03:05
日本を日本語圏と英語圏の二つに分断してくれればいいのに。
私は迷わず英語圏に行きます!

アメリカに行けと言われそうですが、VISAが無いから無理なんですよね・・・。


受験産業関係者 2009/02/15 03:13
個人的には、「意思疎通できないことのメリット」が
存在すると思うので、英語のみにするのは反対です。
原田武夫氏の著作で知ったのですが、情報の非対称性
という概念があるそうで、簡単に説明すると、
相手側の情報が容易に手に入り、こちらの情報は手に入れにくい
状況が政治経済活動にとって最良の状況であると。
そして、訳の分からない文化を保存し、訳の分からない言語が
通用する日本は、それだけで政治経済的に有利であると。
その観点からすると、「貿易立国を目指す日本は英語を公用語に
据えるべき」という方向で政策を進めると、逆に日本最大の強み
を失うことになりかねません。
これは、「Inglish」が世界標準になっても同様です。
全くもって日本人にとって茨の道ですが、「知的エリート」
が英語を必死に勉強し、日本語はなるべく分かりにくいまま残す
のが、今後日本が生き抜く方策であると考えます。
(なので、上位層向けや高等教育の英語、そして他国の文化の
勉強方法は現状から改善されるべきです。)

さらに言えば、たとえ中国政府が公用語を英語に設定したとしても
中国国内で従来の中国語を使用する人間は残存し続けるでしょう。
そしてそれこそが、中国がアメリカと渡り合い続ける唯一の道でしょう。

(ここから感情的になります。)
しかし、日本語を教える手間を知っている人間が、
英語を使うことを提案するとは……。はっきり言って、
あの連中に英語を使用可能なレベルで教えるのは、
日本語を叩き込むのを軽く上回る手間だと思いますよ。
英語に幻想を持ちすぎでは?


fivefogs 2009/02/15 03:22
昼下がりの段階で、もっとお気楽に「そうだよねぇ」って相づちを打とうと思っていたのですが…なんだか微妙な雰囲気になっちゃいましたね。

1.現代の日本国内において日本人同士のコミュニケーション…もとい意見交換及び意思疎通に用いられる“日本語”では、翻訳されないまま通用する英単語が飛躍的に増加し(『コメント』『ビジネス』『メリット』『エリート』などなど。)、翻訳調の表現が容認されてきている。(『よい週末をお過ごし下さい。』などなど。)→日本語の“英語化”
2.エントリでも触れられている通り、Englishではなく“英語”即ちJapanese English、フィリピン訛りの“タグリッシュ”、オージー英語…Queen's Englishの文法・発音・語彙とずれがある多種多様な『訛り』が『英語』として通用している。(スリランカで開かれた国際会議に出席し、1週間、東南~中央アジアの人たちと“英語”だけでコミュニケートした経験に基づく。アメリカ英語でさえ『訛り』と言えるし…)→英語のグローバル化=曖昧化

1と2の相互作用によって、日本人が日常会話で用いる言葉と英語との違いは今後ますます小さくなり、「日本語」はラテン語のように学術文化に関する情報の記録・伝承に用途が限定される方向へ進むのではないか…という私見を持っているんですが。あ、私、敗北主義ですから。

「日本語を守れ」という方々を否定はしないけれど、「ご苦労様」って感じです。そもそも、いつの時代の言葉をもって「日本語」とするんだか、ねぇ。


tifo 2009/02/15 03:39
まぁ典型的な島国的発想ですね
一度海外に出て(英語圏の国に)
その国の文化や習慣、言語に触れて
それから日本語と比較してみると考えが変わるかもしれません
言語の発展、進化はその国の文化、気候、風土に大きく依存します
私は長年海外に住んでいますが言語の取得に必要なのは知性ではありません
好奇心とコミュニケーションスキルです
日本語でコミュニケーションの下手な人はどんなに頭がよくても外国語の取得に時間がかかります
また私は日本の英語教育そのものに疑問があります
海外では自分と違う国に住んでいる友人を持つ人が多いですが
日本はどうでしょうか?
日本は地理的に他国から海で隔絶されていますし移民の国でもないので他国との人や文化の物理的交流はほとんどありません
学校の先生ほとんどが日本国内から出たことがないのに英語を教えてる
こんな矛盾はありません
極端な意見を述べると英語の授業を廃止して、中高6年間を5年間に短縮し残りの1年を海外で留学するほうが圧倒的に語学力は伸びます
まぁ経済的には無理な解決策ですけど...
英語を読み書きできるだけの能力を求めるならfilinionさんの
主張もわからなくはないですが英語を公用語にした場合会話する能力をどこでどのように養うのでしょうか...?


またでた。 2009/02/15 04:52
このエントリーを見て、「英語を公用語に!」なんて考える人が増えないこと祈るばかりです・・・。

学校の先生のくせに関連させた本も読まず、長々と駄文を読まされて、内心イライラしています。(著者に対して、世界を相手に陰口言ってるようなもんですからね。)

>>日本の国語を20~30年がかりで段階的に英語へと移行したからといって、致命的な何かが失われるとは言えないのではないでしょうか。

失われます。それは、日本人が日本人じゃなくなることです。
つまりは、日本の過去(歴史)への尊敬や愛着がなくなり、未来の展望を描けなくなることです。

まず、このような日本語改革(國語國字改革)は戦後、占領政策の一環として、GHQ、日教組などの左翼、また『国語学者』を中心に行おうとされました。
具体的には日本語を段階的に全てローマ字表記にしようというものです。その流れの一環として、いわゆる歴史的仮名遣いから、正字体へと日本語が変わったのは、現在の日本語を見れば明らかです。

詳しくは福田恆存さんの「私の國語教室」でも読んで下さい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4167258064

確かに、英語の必要性は年々高まる一方です。
外人とのコミュニケーション、ネットでの文章等、はてなーの皆さんこそ、一般の人以上にその存在を身近に感じているのではないでしょうか?

しかし、日本人全員が英語を介してコミュニケーションする必要性なんてあるんでしょうか?英語を使わなければいけない時というのは、いったいいつなんでしょうか?
私の意見として、「国際人」の定義を言わせてもらうと、「真の国際人とは、歴史、文化、古典に精通、立脚し、人格が陶冶されている人間のこと」であり、英語はそれが分かってもらうためのただのツールでしかないのではないでしょうか?

あの『代表的日本人』を書いて、ケネディ大統領に「尊敬する日本人は上杉鷹山」と言わしめた内村鑑三も、世界に武士道精神を発信し、日本人の精神基盤を世界に知らしめた新渡戸稲造も、従順ならざる日本人と言われ、占領政策のさなかアメリカに立ち向かった白洲次郎も、他、世界から尊敬された日本人は皆、英語ができたから尊敬されたのではなく、「英語でその人間性や価値を表現できたから」尊敬されたんです。

グローバル社会は「英語でコミュニケーションする社会」のことではありません。むしろ「英語を通じてその人間や国の文化を、世界中の人が知りたがる社会」だと定義できると思います。

「形を変え続けて広まる英語」とありますが、最終的には英語圏と言われる人同士でもコミュニケーションが取りづらくなるんでしょ?じゃあ
>>アメリカ英語に「よろしくお願いします」相当の表現がないからといって、世界共通英語もそうでなければならないとは限りません。ならば、今の英語では表現できない日本伝統の感情・言い回しも、積極的に英語化すればよいわけです。
と主張するのならば、それは『英語』という言葉で主張を納得いくように見せかけているだけで、今の状況となんら変わりはないじゃないですか。
「アメリカ英語」と「日本語」が
「アメリカ英語」と「日本英語」に変わっただけでしょ?
それでその「日本英語」をニュアンスを説明するために「アメリカ英語」で説明するんでしょ?

あなた自分の言っていることの愚かさが分かっていますか?
そしてその影響がこのエントリーを通じて世界中の日本人に伝わっていることに責任を持っていますか?

日本人に英語を強制させるくらいだったら、さっさと日教組中心の左翼教育を改革して、日本人が日本人として誇りを持てる教育にすればいい。

だいたい英語が世界を圧巻するって、どこの幻想小説読んだんですか?っていうw
100年後も日本人は日本語話してるに決まってるじゃん。他言語を話すことを強制されない限りね。

本当、この手の「日本語改革」論はあきあきです。
英語話せるバカより、人格が陶冶された日本人の方が、よっぽど世界は平和になりますよ。


間違えた 2009/02/15 04:57
×幻想小説
○幻想文学


ん 2009/02/15 06:56
英語を公用語にする=日本語を捨てる
という認識がたぶんくい違いの大元なんじゃないかと。

そう遠くない将来、普通に外人と肩をならべて生活するような時代がくるでしょう。その時に自分らが話しているであろう英語は、今の英語とはまったく違うものになっているはずです。
その「未来英語」は正統な日本語(米英含めたすべての外国語)の進化系として、未来のグローバルな世界での生活に適応したものになっているはずです。

この「未来英語」の創作に日本は早く参加しておいたほうがいい
という意味で僕はこのエントリーに賛成です。


jeienne 2009/02/15 07:16
一時日本語は漢字のせいでディジタル化出来ないのではないかと言われました。一字にあまりにもたくさんのバイトが必要だからで、そんなチップが出来る可能性は遠い将来だと考えた人達が居た訳です。その頃、私は真剣に英語化を望んでいました。そして、こうして今、たくさんの人がネット上で日本語で書けるという現実に驚きながらも、あのチャンスが失われた事をかたくなに残念だと思っています。世界で最も変化しない国とも言われる日本(景色ではなく)を大きく変えることができた良い機会だったし、今頃はシンガポールかみたいな国になっているかもね。今でも日本は鎖国が続いてるみたいな部分があります地球の東の果ての神秘な国です。


sukasi 2009/02/15 08:14
「またでた」さん、

>だいたい英語が世界を圧巻するって、どこの幻想小説読んだんですか?っていうw
>100年後も日本人は日本語話してるに決まってるじゃん。
>他言語を話すことを強制されない限りね。

そう決めてしまうのは甘すぎますよ。
ラテン語の例を御覧なさい。
ガリア人もゴート族も喜んでラテン語を受け入れた結果・・


>「形を変え続けて広まる英語」とありますが、
>最終的には英語圏と言われる人同士でもコミュニケーションが取りづらくなるんでしょ?

それは既に過去に多くの言語で何度も起こったことなわけで・・
現にどの言語にも多くの方言があって、通じにくかったりするわけですよ。


>今の状況となんら変わりはないじゃないですか。

だったら何がそんなに不都合なんですか?


sukasi 2009/02/15 08:25
「またでた」さん、

>失われます。それは、日本人が日本人じゃなくなることです。
>つまりは、日本の過去(歴史)への尊敬や愛着がなくなり、未来の展望を描けなくなることです。

そんなことはありません。
日本語を話していてもいなくても日本人は日本人ですし、
それ以前に既に立派な人間です。

歴史を見て御覧なさい。
ラテン語やギリシャ語を学ばなくなってもヨーロッパ人はヨーロッパ人でしょ。
彼らが未来の展望を描けなくなりましたか?
記紀が読めない日本人は過去に関心が無くて未来の展望が描けなくいのですか?

単に文化が時代とともに変化しているだけです。
二千年前の日本と今の日本が当然大きく異なるように。


Yasima 2009/02/15 08:42
公用語を英語にしたい目的はビジネス、金。
何故、オープンにならなければならないのか?
何故、鎖国はだめなのか?
何故、豊かになり続けなければならない前提なのか?

といった疑問が生まれました。


ばかな話が多いな 2009/02/15 09:49
米国は、いつまで英語が公用語なんでしょう?
かなり、スペイン語が増えてるのではないですか?

中国がますます存在感を増す中で、china-characterを捨てるのは
間抜けな話です。

もちろん、中国が、中国語を捨てて、英語に走った時は
日本も、英語にするべきですが。


とおりすがり 2009/02/15 12:41
TTさん

>私の住んでるところでは英語だけの看板なんて皆無です。
コンビニもない僻地なんですか?

「ローソン」の看板には「LAWSON」とだけ書かれていてカタカナはありません。
ほかの多くのコンビニも同様です。

ドトールやTSUTAYAなど,チェーン店の看板には
日本語表記はなく英語表記のみのことが多いです。


眠り猫 2009/02/15 14:54
はてなではこの手のコラムにブクマがやたら集まりますね。。。
まあ、それは置いておいて。。。

日本語を学習している外国人は現在300万人
この数字は日本が朝鮮・台湾を統治していた時代を除けば
最大です。Japan as NO.1のバブル期でさえ100万人いませんでした。日本語は滅びるどころか海外では拡大中です、実は。
日本政府および日本人は日本語の世界的な普及をサポートすべき
状況になりつつあると思います。私も微力ながらSkypeで
日本語の話し相手をしてますよw

そもそも英語が世界共通語になるというのは
不可能です。中国やスペイン語圏へ行ってみれば一目瞭然
ですけどほとんど英語は通じません。
スペイン語圏のエリート階層は英語を話しますが
中国人エリートは英語が苦手な人も多いです。
(↑この点を誤解する日本人が多い)

また、いくら英語が浸透しても日本が滅びることは
ありえません。それは香港を見れば明らかでしょう。
香港では70年代まで広東語は公用語ですらありませんでしたが
広東語が滅びることはなかったわけです。

だいたい米国だってフロリダあたりへ行けば
英語よりスペイン語をよく耳にする状況ですよ。
米国が公式的にも英語-スペイン語の二言語社会になるのは
時間の問題です。

とにかくいいかげん自称インテリの日本語衰退論と
英語至上主義の妄想的文章がネットに氾濫しないこと
祈っていますw


眠り猫 2009/02/15 14:58
日本が滅びることは→日本語が滅びることは


a 2009/02/15 15:00
短絡的でお子様な記事だなぁ。
これも日本や世界が平和だからなんだけど。
これで教師とは泣きたくなります。。。


眠り猫 2009/02/15 15:09
現代中国語にあふれる日本語、「職場」「人気」など逆輸入―シンガポール紙
http://excite.co.jp/News/china/20090215/Recordchina_20090215005.html

日本語や漢字を滅ぼすことは経済的にも国際的視点から見ても
不利ですよ。英語至上主義者は英語と英語圏しか知らない人が
多いのでしょうか。


mrkn 2009/02/15 16:07
はてブにも書いたけど、この記事のような「日本語不要論」は厨二病の一種だと思っています。いつの時代でも繰り返し提唱されているようですからね。この私も、今よりも英語が苦手だった若い頃は同じこと考えていたし、言っていました。
あとから「何も国語を変更する必要はない」ってことに気付くと思います。むしろ、「国語を保持しておく」ことの重要性のほうが大きいです。その理由は、上のほうでコメントとして書かれていますね。


lncr_ct9a 2009/02/15 16:20
ではまあとりあえず、下の話を読んでいただきたく。
まで読んだ。

世界の統一基準として定めるなら、
ローカル言語はなくなってもかまわないかな。


さささ 2009/02/15 16:27
> 私としては、やはり意思疎通が容易になれば相互理解も深まり、世界の平和に寄与するのでは、という思いもあります。

ざっと見たところあなたが挙げているメリットはこれだけなんですが、正気ですか?

言語が変わるということは、世界平和みたいな対外的な関係よりも、まず私たちの思考形式や文化が根本から変わるということなんですよ。

日本語というのは何千年もの間、その風土や歴史に即した形で無数のバリエーションを生み出しながら開発されてきた言語群であり、世界的に見てもかなり創造的かつ高い生産性をあげてきた言語のひとつだと思います。

その伝統と実績のある言語を世界平和みたいなそのときの気分で滅ぼすのは愚かでしょう。


日本語は残すべき 2009/02/15 16:40
日本語が失われても日本人は困らない(むしろ利益がある)が、
人類全体にとっては損失となる、というのが私の意見です。
それは、人類が「思考の多様性」を失うことになるからです。

人は言語によって思考します。異なる言語を話す人は異なる方法により
思考しています。それを端的に示すエピソードが失語症の症状です。

脳の損傷により言葉を話したり聞いたりする能力を失う失語症にかかった患者は、
英語圏ではほとんどの場合、読み書きの能力も共に失います。
しかし日本語を母国語とする失語症患者は、しばしば漢字の読み書きの能力が
残ることがあります。

これは、脳というハードウェアは同じでも、言語というOSが違うと、
脳の使用法が異なると言うことを示しています。私はこの違いが
発想や創造などの分野でも重要な影響を与えていると思います。

インターネットは多様性を重んじるネットワークであるからこそ、
発展してきたと言われます。Windowsで動くコンピュータだけではなく、
MacintoshでもUNIXでも他のOSでも接続できるネットワークであることが
インターネットにとっては重要なのです。

同様に人類全体の文化にとっても、思考の多様性というのは
失うべきでない重要な性質だと思います。
表音文字と表意文字の両方を使用し、英語とは根本的に文法が異なる
というユニークな言語で思考する集団を残すことには
大きな意味があると思います。


yukina1993 2009/02/15 16:42
保護・理論とか関係ないし時間の無駄ですよ。便利な言語が将来選択されていく、現段階で英語が適正言語でこれから上回る言語が出てくればそれになるし。保護は保守的な人が言いたいだけなのでほっといてあげたほうがいいんじゃないすか?大体1000年前の日本語と今じゃ違うし1000年前の人は間違いなく今の日本語は日本語じゃないと言うでしょう、それと同じ。


受験産業関係者 2009/02/15 17:13
sukasiさん
>ラテン語やギリシャ語を学ばなくなってもヨーロッパ人はヨーロッパ人でしょ。
>彼らが未来の展望を描けなくなりましたか?

エリート層はラテン語学んでますよね?
それと、元からラテン語の親戚のようなヨーロッパ系の言語と、日本語ではやはり大きく異なるのでは?


shiopy 2009/02/15 17:24
マスゴミに煽られすぎではないでしょうか。読んでて、英語コンプレックスなのかなと感じます。
まず、「英語を話せなくてはいけない」と言う先入観は捨て去るべきでしょう。
英語を話せなくても全く問題はないとすれば、日本語を滅ぼす必要性はありません。
英語を話せる必要性を感じていらっしゃるのでしたら、ご自身でご自由に英語を学び、話せるようになればよいのではないでしょうか。
本当に努力すれば、ピーターフランクル氏のように、12ヶ国語を話せるようになると思います。
ご自分の努力不足を棚にあげ、英語が苦手なのを単に教育のせいにしてはならないと思います。
周囲の状況を変えることは難しいですが、自分を変えることは出来ると信じています。


なまえ 2009/02/15 18:03
※yukina1993

英語派は自称革新的な人が言いたいだけなのでほっといてあげたほうがいいんじゃないすか?
ほっとけば適正になるんならムリして英語に変えなくてもいいっしょ。


SAS 2009/02/15 18:28
笑止千万


SAS 2009/02/15 18:29
意味分かるか?


iwaman 2009/02/15 19:53
釣られてみる。

> ・今後、情報の流通が盛んになると、いずれは世界共通語のようなものが(自然に)成立するだろう。

この邊の前提が間違つてゐます。
武力に因つてではなく、母國語を捨てた國はありません。

> 言語の趨勢を人為的にどうにかできたためしはほとんどない

この邊も誤りです。世界中の英語圈は皆、植民地時代に強制されたものばかりです。

日本に限つても、「当用漢字」と「現代かなづかい」は、「人為的」に作られたものです。

私は、言語といふのは、自然の趨勢と、人爲的努力によつて保たれるものだと思ひます。その努力の方向は、良い方向にしても、惡い方向にしても、自由になるところです。
片方の面を見落としてをられるやうに思ひます。


しかし、かういふ左翼的論が、實は最も日本人的でもあるんですよね。


なまえ 2009/02/15 19:54
むしろ世界中で日本語を使ってもらうべきだと思うが、
この意見を荒唐無稽に感じるだろうか。


sukasi 2009/02/15 20:21
「受験産業関係者」さん、

>元からラテン語の親戚のようなヨーロッパ系の言語と、日本語ではやはり大きく異なるのでは?

もちろん同じではありませんよ。

ただ、ある国民が異なる言語を自発的に受け入れることもある、という例として
挙げたまでです。(よく知られている例だし、すぐに思いつきましたので)
そうやって Pax Romana が実現していったという面もあるわけです。

もちろん、現実問題として、現在の日本の勢力と威信は、当時のギリシャほどでは
ないにしても、当時のガリア人やフランク族などより遥かに大きいわけで、
まあ、日本語があんなに簡単に消えてしまうことは考えられません。

でも、そんなことは全く有り得ないと断定してしまうのもどうかなと思い、
その点に疑義を挟んでみた、ということです。

そしてまた、言語状況が激変しても人間はそれなりのアイデンティティーを持って
それなりに生きていきますよ、という例のつもりでもあります。


あ、それから、ヨーロッパでのラテン語教育の現状は
今の日本での漢文の状況以下かも知れません。
かなり有名な大学の文系院生でも学んだことが無かったりしますよ。
数十年前に教育が大きく変わりましたからね。


sakusi 2009/02/15 20:30
>むしろ世界中で日本語を使ってもらうべきだと思うが、
>この意見を荒唐無稽に感じるだろうか。

いえいえ、それは非常にまともな考えだと思いますよ。
むしろ今まで日本はそういう努力をあまりにも怠ってきたと思います。
英語を真剣に学ぶとともに、世界での日本語と日本文化の普及に
もっともっと力を入れるべきだと思います。
その点フランスやドイツに見習うべき点は多いと思います。

ただ、それでも英語の大波は今後とも益々大きくなるとは思いますが。


ぽんぽん 2009/02/15 20:34
言語を統一しても数十年から数百年すれば
また独自の言語に派生する。
理由は簡単で地域独特の概念や風土を表現するためには
独自に言葉を変化させていく必要があり、
言葉はそうやって変化してきたし、これからも変化していく。

言語の変化を防ぐためには
全ての人が全ての人と常に同一の環境で
コミュニケーションを取れなければならない。
現状ではそのようなシステムの構築は難しい。


sakusi 2009/02/15 20:46
「さささ」さん

>ざっと見たところあなたが挙げているメリットはこれだけなんですが、正気ですか?

と仰いますが、意思疎通や相互理解は言語の中核的な機能であって、
言語について考察するときに、これらの点を中心に考えるのは当然のことです。
むしろ、そこをはずしてしまっては文字通り話になりませんよ。
あなたの仰ることは「サピア・ウォーフの仮説」原理主義、みたいな感じですね。

>世界平和みたいなそのときの気分で

と仰いますが、世界平和と国際理解は人類の悲願では?
まさに人類の生存そのものがこれにかかっているわけです。
それを「世界平和みたいなそのときの気分で」と言われてもねぇ・・・


KAKERU 2009/02/15 21:50
友達から、国連が世界共通語を作ったとか、そういった話を聞いたことがあったんですが、探してみたら「エスペラント語」って言うのがあるようです。
共通語を作るのであれば、手話とかそういったもののほうが楽な気がします。
でも、それの共通語の話は出ていない。まあ、使う人が少ないとかそういったことが関係しているのかもしれませんが、手話であっても普段の言語とかそういったものがベースとなっているから、できないと考えると、結局、共通語も難しいのかもしれません。


なまえ 2009/02/15 22:06
公用語の代替と言語の変容とは全く別の話。それと、違う言語によって同じ意味を表現することは可能だが、同じ意義を表現することは不可能。ちょっと考えればわかりそうなものだが・・・


TDN 2009/02/15 23:24
長すぎて最後まで読むことができません。もっと簡潔に書きましょう。


だめだこりゃ 2009/02/15 23:38
マイクロソフトのVBとかの公式参考書の英語版の厚さをみると、ぞっとします。
読みやすさに関しては、日本語や中国語の方が、はるかに上ですね。
一昔前は、コンピュータ上で英語とカタカナしか使えない、マトリックス的時代もありましたが、今はそれも解決済み


余計な事を 2009/02/15 23:42
韓国で、漢字教育一部復活だそうです。
http://www.recordchina.co.jp/group/g24239.html

このご時世で、この東アジアであれば、英語より漢字なのは、当たり前なんですけれど。


権兵衛 2009/02/16 00:22
「なまえ」さん、
>違う言語によって同じ意味を表現することは可能だが、同じ意義を表現することは不可能。
>ちょっと考えればわかりそうなものだが・・・

だから何?

この人は「全く同じ意義を表現することは可能だ」と主張しているわけではないのだから、
そんなこと言っても何の反論にもなっていませんよ。

日本語はきちんと使いましょうね。


mm_2007_10th 2009/02/16 00:41
日本語廃止法案に賛成します。英語だけで十分だと思う。
中学校でいきなり英語の授業が出てきて困りました。
それならば生まれたときから英語づけの生活をしていれば英語には困らないのかと思います。
世界中で英語をしゃべればどこでも通じるので日本語の代わりに英語を推し進めるべきだと思います。


白洲茂 2009/02/16 01:00
眠り猫さん、
>米国が公式的にも英語-スペイン語の二言語社会になるのは
>時間の問題です。

でも、スペイン語しか話せなかったら非常に不利な状況は変わらないでしょう。
ちょうどインドで英語が話せずヒンズー語しか話せなかったら、
香港で広東語しか話せなかったら、シンガポールで・・・
というのと同じようなことになるでしょう。

いや、既に日本では、日本語しかできない人は大いに不利な状況になっています。
(これは部分的には戦前から既にそうなっています。)

この点に関して認識が甘すぎると思われる見解が多く見られますが、
皆さん仕事してればわかるでしょ?


sukasi 2009/02/16 01:20
iwamanさん、
>武力に因つてではなく、母國語を捨てた國はありません。

そうですか?

フランク族はローマ帝国に侵入する側でしたが、ラテン語を受け入れ、
ローマ帝国の後継を自認する国を作り、ゲルマン語である彼らの言葉は消えました。
(で、後に彼らの部族名がフランスの国名の由来となるわけです)

他にも、ラテン語の末裔が話されている地域内には、
そこに侵入した諸部族の名前が今でも地名として残っています。
(ブルゴーニュ、ロンバルディア、等)
そして、彼ら侵入者の国々も、母語を捨てラテン語を受け入れました。

こういう例は歴史上あちこちで見られます。

日本の近くでは、明を征服した満州族は、満州語を捨てて中国語を受け入れました。
ほぼ完全な主要言語(公用語)の入れ替えですね。


naman 2009/02/16 05:27
↑エスペラントは作ったはいいが誰も使おうとしなかった言語の一例
ほかにも幾つかあるみたいだが世界共通語は全部失敗してる
ノルウェーでは方言差が激しすぎたので共通ノルウェー語を2つ作ったが、全土の方言を組み合わせて作った方(nynorsk)は田舎臭いとか言われて不人気だった(全土の学校教育機関のうちの2割程度の採用率)
大多数の支持を得られたのはオスロ方言を基盤に作られたbokmaal
エスペラントみたいに全くの新言語を作っても誰も使わないと思う


mao_mk68 2009/02/16 07:29
ずいぶんかまびすしおすなあ。
共通英語が形成されてもどこぞの地域でその地方語が脈々と継承されるようになると水村美苗は言いたかったのではないかと思うんですがな。
日本語も実は方言差の大きい言語でして、関西語と関東語の大きく2派があって、相互にニュアンスが異なり、実は関東人が日本語という言葉を使いたがり、関西人はそれほど言語にこだわっていません。わたしは関西人ですが、日本の古典は関西言葉で書かれているものが結構あり、古語を変容した形で現代語として使用するということが言語文化であり、共通英語を受容した方が良いというのは、まあ、相互に意思の疎通が出来ない相手とのコミュニケーションで使う方が良いだろうというぐらいのものでしょう。実際共通英語なるものができても、それを話さない人々は存在しつづけて、極端な話、抽象概念を話す場合以外は直接対話して相互の母語を交流させるというコミュニケーションもあります。そういう場合は対話する人々が全員英語が話せなくともコミュニケーションは成立します。
わたしは特に英語はしゃべれなければそれでよいと思います。
共通英語の成立はとくに時代の趨勢かもしれませんが、日本語が共通英語の形成に参加する必要もないと思います。
むしろ日本語は地域語としての深みを追求すべきではないかと思います。
方言差の大きい言語を話す人々はもともと二重言語話者以上の話者ですから。
日本人で多言語話者はだいたい3つぐらいはことなる言語を使います。
池永永一の小説に登場するアメレジアンは英語と共通日本語とウチナーグチを話します。
そういう人々が増えることでしょう、これから先の時代は。


sukasi 2009/02/16 08:02
mao_mk68さん、
>日本人で多言語話者はだいたい3つぐらいはことなる言語を使います。
>そういう人々が増えることでしょう、これから先の時代は。

これからは日本でも、ということでしょうね。

まあ、人類全体を見回せば、二言語併用(diglossia)は常態と言っていいでしょう。
(スワヒリ語圏、アラビア語圏、ヒンズー語圏、中南米、などは典型か)

もちろん日本でも昔は隼人語、熊襲語、ヤマト語、などいろいろだったわけですし、
方言差の大きさを考えれば今でも多くの日本人はバイリンガルに近い状態です。
そういう意味では、これまでも、そしてこれからも、ということかと。

>日本語が共通英語の形成に参加する必要もないと思います。

とのことですが、これまた好むと好まざるとにかかわらず、否応無しに
参加することになりそうです。というか既にそういう状況になっていると思います。

「純粋な日本語」対「純粋な英語」というファンタジーの世界にこもれた時代も今は昔。
Chomskyなどの言う「普遍言語」が現実の問題となる時代になったようです。
(エスペラント系の話じゃありませんよ。念の為。)


なまえ 2009/02/16 08:35
私が親ならこんな教師に子供を任せたくない。
ただそれだけ。


ねこぱんだ 2009/02/16 09:15
水村さんが近代しか話題にしないのは、彼女が前近代のことについて全くの無知で、間違ったことしか言ってないからです。ですから、彼女の近代に対してのとらえかたも、当然誤っています。


眠り猫 2009/02/16 09:26
>>白洲茂
>でも、スペイン語しか話せなかったら非常に不利な状況は変わら
>ないでしょう。

そりゃ当然でしょう。米国は基本的には英語の国なのですから。
英語しか話せない米国人が日本に来ると非常に不利
(英会話の教師しか職がない)なのと同じことです。
ただ、フロリダの公共の場所などへ行くと表記は英語と
スペイン語の二ヶ国語です。米国ですら一部の州はスペイン語に
対応しなければならない時代に何で日本語は滅ぼすべきって話に
なるのかってことです。

>香港で広東語しか話せなかったら、

今のところ香港社会でホワイトカラーエリートになるには高度な
英語力が必須なわけですが、と同時に広東語による教育が望まれ
ている現状をあなたはおそらく知らないのでしょう。
特に数学や物理は英語の授業ではよく分からない、広東語で
教えてくれって意見が多かったのです。
ところで香港政府の言語教育方針は「両文三語」といって
中国語と英語が読み書きできて、英語・広東語・北京語を
話せるってものです。旧英領、現在は北京政府の植民地のような
香港ですら広東語を捨てないのに、日本語を滅ぼすべきって
どういうことなの?

>いや、既に日本では、日本語しかできない人は大いに不利な
>状況になっています。
>(これは部分的には戦前から既にそうなっています。)

そんなのごく一部のエリートだけ。
私の周りには帰国子女で日英バイリンガルだけど
いわゆる正社員になれなかった人が何人もいます。

>この点に関して認識が甘すぎると思われる見解が多く見られま
>すが、皆さん仕事してればわかるでしょ?

私には「世界的には拡大している」日本語が衰退していると論じ
英語至上主義をあおるのは現状を無視した英会話産業の工作員の
ように思えますけどw


眠り猫 2009/02/16 09:37
しかし世界第二位の経済大国で極めて豊かな日本語で作られた
文化を持っている日本にいる日本人教師が
日本語を滅ぼすべきとかいってるのは母国語が危機に瀕している、母国語による豊かな文化を持てない多数の諸外国から見たら
お笑い草だなw「おまえらふざけんな」って。
これぞ島国的発想だ


mao_mk68 2009/02/16 09:48
>sukasiさん
大正時代に日本語からエスペラント語に日本の公用語を変えるべきと主張した人がいました。
志賀直哉はフランス語を日本の公用語にこそ適当と言ったとか。
そもそも純粋な民族語という発想はファンタジーと言うよりファナティックなものを大抵含みます。
世界的な規模で人が交流するからといって、地域に根ざす言語とは別の背景の言語を公用語とするということのそれ自体が極端な形を取れば民族浄化となります。
そうやって民族文化の継承が断絶した民族も存在します。
ある民族文化が危機にさらされるとその民族の中で意識されるのはその民族の言葉です。
まず、言語を復興してその後に民族文化を復興したという人々もいます。
このブログの発信者に欠けているのは、文化意識です。どうやら小学校で教鞭を執っていて、文化意識に欠けるのは教員としての資質を疑います。
まあ、教員採用試験に倫理や文化を問う問題や試問はほとんどありませんが。
日本語が滅びるときを読んでいないのにあえて論ずるということはそれを理解する気がないけれどそれに関してはわたしはこういう意見を持っているよということです。
まあその程度は表現の自由です。
ですが表現の自由には何を表現してもいい自由よりもどう表現するのも自由という程度ものしか本来ないので、表現する素材は選ぶ必要があるでしょうね。
共通英語を確立するのに日本語も参加すべきという小学校教員の存在がいまの教育界の人材のレベルを如実に物語っています。
石清水八幡宮とディズニーランドを入れ替えたたとえ話のオチが同じだからそういうことでござるとは、「何を学んできたんでしょう、学校で、この人は。」と思いましたよ。
じゃあディズニーは宗教ですかな。ディズニーランドは娯楽礼拝所?
あそこでなんらかの儀式でもしてるんですかね?
石清水八幡宮詣でがレジャーだったのはほかのレジャーがそれほど無かった時代だからで、江戸時代のお伊勢参りみたいなものです。
ディズニーランドはあきらかにそれとはちがうでしょ。
そういうところがこの発信者に文化意識がないと思った理由です。


amenodoubutsuen 2009/02/16 09:52
人口減ったらそのうちに無くなるんじゃないかと思いますが、大野晋先生の本とか読んで言語のルーツ考え
るともったいなあと思うのですよ。確かに科学的に正確さを欠く曖昧な言語でしょうが、日本人がDNA的に多
民族国家で混血民族なのは事実ですし、日本人を定義づけてるのは日本語だと個人的には考えます。なので
ありえないだろうけど、理想的には世界中で、ビジネスでは英語をしゃべり、プライベートでは皆が日本語
話して日本のアニメ見るというのが希望です。英語の理知的な部分と日本語の叙情的な部分を世界の人たち
が併せ持つ。日本語が世界の第二言語として覇権をとるというのは戦略的に文部科学省が取り組まないとい
けないことだと思います。


batg 2009/02/16 11:22
エスペラント語って知ってますか?


yk0627 2009/02/16 12:49
やたら利点が大きい利点が大きいって言ってるけど,一般人にとって,あと社会にとって単一言語での利点ってそんなないんだけどな。


ぶっちゃけ 2009/02/16 13:02
教師というか、教育者というか、そういうものに向いてないんでない?


who 2009/02/16 13:19
膠着語、屈折語、孤立語。どれが安定なものでしょうか?
言語学を学んだなら知っているはず。
で、日本語はどれに属しますか?

「日本語が放っておいても滅ぶ」という前提がどれ程妥当かは、とても疑わしいところですね。


Ben 2009/02/16 14:42
I'm a journalist living in US. Could you translate your article into English fully so that we can understand what you are saying? I am writing an article about the Japanese identity crisis.

Thank you very much for your time.


yamasin1129 2009/02/16 15:26
理由は賛成ですが、方法に疑問を持ちました。

たしかに英語を学ぶことは日本人にとって有意義なことだと思います。
国際競争力の観点から言っても明らかに必要です。
一方で、文法体系の構造が一番離れているのは日本語と英語と言われています。また、最近では言語が思考に大きく関与しているということが脳科学の見地からわかってきているそうです。これらのことから、日本人が英語を学ぶことによって、その思考の幅をどの言語圏の人々より広げられるということに繋がるからです。

ただ日本の英語教育で公用語として使えるまで発展させることは難しいと思います。日常では日本語が溢れかえっている中、週6時間をたとえ12時間にしたとしても、40人の教室でグラマー/リーディング/スピーキング/ライティングを教えることが第二言語、更には公用語へと以降させることには考えられにくいです。

私は国語を英語に使うのではなく、
文化的な国語と英語的な国語を使うことが大切ではないかと考えます。

まずなぜ国語教育をなくしてはならないかというと、
チョムスキーが普遍文法というように基本的にはすべての人間が使う言葉は人間語というべきでそれがさまざまな形でチューンナップされているだけだという論理は正しいと思っているからです。
実際に英語のライティングが上達しやすい人は日本語の文章も上達しやすいという話もそれに当たると思います。
よって、文法も会話も理解出来る日本語をまず定着させることは、普遍言語体系を習得する近道であり効率がよく、義務教育として行うべきことだと考えます。
また、論理や科学というものは一方で強力な側面を持ちますが、他方でかなり不器用な性格も併せ持ちます。環境問題は正にその典型で、その引き金は英語圏発の論理的な発明が促進させた物だと言うことが叫ばれる中、英語一偏等にするのではなく、感覚的な日本語を併せ持つとことは全体的なバランスを保つことに繋がります。

そこで国語教育は英語にとってかわるのではなく、その英語の本質である論理をもった日本語、つまり小論文の授業を多くする事が必要だと思います。
センター試験で言う評論文という形式はもともと日本の文章になかったように、大学受験の小論文は論理的に思考、つまり英語的に思考した上で作文しなければなりません。
またアウトプットするということが思考の濃度を高めます。

たしかに今の国語教育のような、この文章はこう読みましょう的な授業の必要性はこの前まで高校生をやっていてまったく感じませんでした。
構造的な部分の理解は必要ですが、その解釈まで教育するべきとは思えません。10人いたら10人違う解釈をさせたまんまのほうが文化の土壌としてよいと思います。
だから、文化的なものは大学に預けたら良いんじゃないかと思います。古文漢文とか特に…。それで滅んでいったらその文化が魅力的ではなくて淘汰されたって事にならないんでしょうか?論語とかほっといても魅力的なんだから誰かが研究すると思うです。

まとめると、
英語とは論理を持ってるから学んだほうがいい!
でも、公用語にまで教育できないと思う・・・。
だから今の国語の無駄な部分を論理的なアウトプット訓練にすればいいと思う!
ということです。

長くなってすいませんでした。m(_ _;)mっっ


眼鏡屋 2009/02/16 16:07
テクノロジーハッピーのアシモフにしてはメートル法万歳!英語万歳!のあのコラムには違和感を感じましたね。
僕は遠くない未来には汎用翻訳機ができてるから何語使ってようが問題ないんじゃね?と思ってるんですがどうでしょう。


K 2009/02/16 19:25
英語が普及したのは覇権国家が英米と続いたからで、アメリカはヒスパニックの方が多数派になるし、覇権国家の交代もありえる。
3、40年後には、スペイン語や中国語が、世界で広く使われているかもしれない。
その度に使用言語を変えるのだろうか?
日本語使用者は世界でも多い部類になるし、滅ぼす意義が見いだせない。


K 2009/02/16 19:31
どうせなら、スペイン語やイタリア語の方が、日本語の発音に近いですから、そちらを採用しましょう。


なまえ 2009/02/16 23:55
この人がいう英語は英語じゃないみたいだけど、
少なくとも、この人は日本語を愛していないのは確かなようだ。


muddy 2009/02/16 23:58
英語圏のアイデアを取ってきて、外人の干渉を受けない日本語圏で好き勝手にいじくりまわしてから、製品を「何じゃこりゃ!?」という仕上がりにして世界に出して儲けてきた国なのにね。

外国人が理解しやすい、英語が通じる日本国は日本人を貧乏にする気がするね。


通りすがり2 2009/02/17 00:14
>日本語は滅ぼすべき。(なるべく計画的に)

タイトルが良くないんでしょうね~。
本文とマッチしてない。


女王様 2009/02/17 00:42
言語を読む方法よりも世の中を読む方法を先に身につけるべきです。そのためには,日本語で思考し論ずることがまず大事ではないでしょうか?これから私達が直面しなければならない本当の問題を,日本政府が国民の意識をそらそうと仕掛けた罠ではないかと,私は感じています。

Dear Ben
Yes! We are talking about Japnese identify crisis in Japanese, but I don't think they can make themselves understood in English well enough to explain to you?
I think we are still OK. Because nobody use English here.

Thank you.


権兵衛 2009/02/17 01:00
>Could you translate your article into English fully so that we can understand what you are saying?

Well, I don't think it's worth the trouble.
I'll summarize the entire article later. That should do.


権兵衛 2009/02/17 01:04
「通りすがり2」さん、
>タイトルが良くないんでしょうね~。
>本文とマッチしてない。

ええ、私もそう思います。
むしろ本文の主旨と反対のタイトルを付けておられますからね。

ま、わざとだとは思いますが・・・
一種の煽りというか、注目を引くための作戦というか・・・

だけど、おかしいのは、本文は読まずにタイトルだけ見て反応する人たち。
いったい何なんでしょうかね。
日本語を読むのは苦手、もしくは嫌い、なのかな?


sukasi 2009/02/17 03:51
whoさん、
>膠着語、屈折語、孤立語。どれが安定なものでしょうか?
>言語学を学んだなら知っているはず。

ええと、その用語からすると、19世紀あたりのイデオロギッシュな言語学ですか?
それとも、『印欧祖語→ゲルマン祖語→英語』と進歩してきた、みたいな感じですか?

いずれにせよ、どの言語が残るかという問題が、言語の内的な要因だけで決まるとお考えですか?
だとしたら、アメリカ大陸で話されていた多くの言語はどうして消えかかっているのでしょうか。
やはり言語の内的な要因のせいでしょうか。
また、明を征服した満州族は、満州語からシナ語に乗り換えましたが、
これも言語の内的な要因のせいでしょうか。
(満州語はアルタイ系ですな。類型論的には?)


白洲茂 2009/02/17 06:49
muddyさん、
>外国人が理解しやすい、英語が通じる日本国は日本人を貧乏にする気がするね。

そういう面もありますが、その逆の面の方が大きいでしょう。
数年前に日本でも非常に話題になった Friedman の The World Is Flat の世界ですね。

基本的に国際貿易は世界経済のパイを大きくして富を増やすわけですから、
そこに参加する方が豊かになれます。比較優位の原理が効きますからね。
信長も楽市楽座を進めました。近代日本もそうやって豊かになってきました。

これに背を向ける言わば「パラダイス鎖国」は、一時的には有利かもしれませんが、
長期的には閉塞的没落への一本道でしょう。

現に今の国際社会では如何にして保護主義の台頭を防ぐかに懸命になっているでしょう。
これは世界が歴史から学んだということです。

考えても見て下さい。英語ができればビジネスにどんなに有利か。
外国の人々の嗜好を把握するのも楽になって、海外での市場調査も有利。
海外への工場進出や店舗進出などでも有利なことだらけです。
実際、英語が苦手なばかりにほぞを噛む日本人は多いじゃありませんか。


白洲茂 2009/02/17 06:55
眠り猫さん、
>広東語による教育が望まれている現状をあなたはおそらく知らないのでしょう。
>特に数学や物理は英語の授業ではよく分からない、広東語で教えてくれって
>意見が多かったのです。

それは知りませんでした。
そういう視点から見ると、また違ったものの見方もできそうですね。

私の知ってる香港人やシンガポール人やフィリピン人やマレーシア人などは
皆かなり英語の勉強をしている人達ばかりでしたが、まあ、当然ながら、
私のような外国人が接するのは、どうしてもそういう人達に偏る傾向は
あるのでしょう。


>>>白洲茂
>>でも、スペイン語しか話せなかったら非常に不利な状況は変わら
>>ないでしょう。

>そりゃ当然でしょう。米国は基本的には英語の国なのですから。

もちろん当然です。
で、この世界全体で主流の言語は英語で、
その中での日本語話者は米国におけるスペイン語話者のような立場なわけです。

だから日本語しか話せなかったら非常に不利な状況なわけですし、
それもまた当然なわけです。世界は基本的には英語が共通語の場所なのですから。


>そんなのごく一部のエリートだけ。

そのエリートたちが世界で競争しているわけで、
日本はこの競争に負けていくことになっても良いのか、という話でしょ。
戦前の旧制高校であれほどまでに語学を鍛えたのもそのためでしょう。
実際その甲斐あって日本は明治以降大いに発展したわけです。


>私の周りには帰国子女で日英バイリンガルだけど
>いわゆる正社員になれなかった人が何人もいます。

だから英語は必要ないという話には当然なりませんよね。
その話は、英語ができることが成功の十分条件ではないということを示す
ものであって、必要条件ではないということを示すものではありませんから。


>「世界的には拡大している」日本語

問題は、どのような分野で日本語が拡大しているかということです。
たとえばITの世界で新たな技術が日本語でしかアクセスできないとか、
そういう話はあまり聞きません。一方、英語ができずに苦労している技術者の話は
よく聞きます。なにしろマニュアル類は英語のみというのも多いようですから。
(もちろんこれはあくまでも一例ですよ。)

また、外交や貿易や学術交流の場面でもそうです。
国際規格を作るとか、そういう話し合いでも日本語が使われてはいません。
米国内でのスペイン語の立場も同様でしょう。

最近では、日本でも、新たな技術や制度を学ぶ場合、以前と違って
日本語の本を読むより英語の本を読むほうが手っ取り早かったりします。
翻訳されるのを待つ時間がもったいないし、どうせ海外でも英語で読んでいる
人たちが多いのだから、その方があとあと話が通じやすくて楽だったりします。


>何で日本語は滅ぼすべきって話になるのかってことです。

ならないと思いますよ。個人的には。
また、この記事の筆者もそうは思ってないと思いますよ。現に彼は
『別に「日本語は滅びた方がいいよ!」と言ってるわけではない。ないったらない。』
と断言しています。


>日本語を滅ぼすべきってどういうことなの?

これはあくまでも私の推測ですが、
わざと本文の内容と異なり挑発的なタイトルを付けることにより
注目を集めて問題提起を広く訴えかけようとしたか、または、
わざと本文の内容と反対のタイトルを付けることによって
タイトルしか読まずに反応する人たちを言わば「釣る」意図があったか、
そんなところではないでしょうか。

あくまでも推測ですが。

ひょっとして、あなたも、釣られてません?


眠り猫 2009/02/17 13:23
>白州茂さん
>そのエリートたちが世界で競争しているわけで、
>日本はこの競争に負けていくことになっても良いのか、
>という話でしょ。

ええ、ですからエリートは英語はもちろん他言語も
その他もろもろの学問もしっかり勉強すべきです。

ただ過剰な英語学習を全国民的に広げるのは膨大な時間の無駄
だ、というのが私の主張なわけです。

>また、外交や貿易や学術交流の場面でもそうです。
>国際規格を作るとか、そういう話し合いでも日本語が使われては
>いません。

現状では残念ながらそうですね。だからこそもっと日本語を
広めるべき努力が必要でそのためにならよろこんで税金を
払いますよ、私は。

ただ日本が強い分野では例外もありますよ
毎年1月にラスベガスでやってるCESという家電のイベントが
ありますけど、基調講演とかはなんと日本語だけ同時通訳が
用意されています。他言語はありません
英語に膨大な時間を費やすより、日本語を無視できなくなるような
日本が強い分野をたくさん作るほうが何倍も重要だと思いますね


muddy 2009/02/17 22:05
>白洲茂さん
就職氷河期世代と派遣村のような問題が発生するような気がするんですけどね。
世界的に日本人は「生産性が低い」のに「人件費コストがかかる」国民です。
言語障壁がなくなり、日本に生産性の高いエリート外人と人件費の安い出稼ぎ外人が大量流入してきたらあぶれる日本人は絶対に出てきます。
練炭自殺の数は今ほどじゃ済まないでしょう。

英語が話せてビジネスに成功している人には楽しい時代でしょうが、
もうそろそろ犠牲になっている人間にも目を向けてやってもいいのでは。










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